重機修理業者より「作業機から油が漏れ出してしまっているので今から徳山ダムに行ってもらえませんか？」と出張のご依頼をいただきました。現場は 岐阜県揖斐川郡の徳山ダムです。日本最大の多目的ダムの保全工事の現場です。
現場に到着し担当者に状況を説明していただいた後、重機（キャタピラー/308B）を確認します。
重機のアタッチメントにはスーパーフォーク疾風（HAYATE）が取付られています。重機（Catapilar/308B）のエンジンを始動したところ 油漏れ箇所がすぐに判明しました。
バケットシリンダーホースが 経年劣化により油圧ホースに「ひび割れ」が入ってしまい油が漏れ出してしまったようです。
重機（CAT308B）の機体に油受けのバケツを備え付け 油圧ホースを取り外します。
出張修理サービスカーにて 外した油圧ホースと同じホースを製作します。お客様のご要望により左右のホース２本交換させていただく事になりました。圧力280キロ、内径12φ、6028（ORストレートユニファイメスネジ）を両端に取り付けカシメます。保護剤として油圧ホースにスプリング（SP24）を巻きつけ
作動油を20リットル補充しました。
ご担当者さまにエンジンを始動していただき、交換した箇所の動作確認をさせていただき 約1時間で作業終了です。
修理完了を待ちわびていたお客様から「ありがとね！」と温かい嬉しいお言葉をいただきました。
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