日立建機日本(HITACHI)ZX470【岡崎】バケットC/Lラインホース交換

配管まで曲がってしまった・・
豊富な経験で困難に立ち向かいます!

本日、朝一番の出張のご依頼です。
「お客様がバケットシリンダー周辺をぶつけてしまって油が漏れだしている様だから急ぎで修理に行ってもらえませんか?」

現場は砕砂現場です。広大な敷地の一角に重機ZX470(HITACHI/日立建機日本)がありました。お客様のご誘導の元、サービスカーを重機の近くまで近づけます。
ご担当者にお話をお聞きし大型重機(ZAXIS470)を確認します。
「ここから油が漏れてくるんだよ・・最近は日が短いから作業時間も日没でお終いだから急ぎで直してもらえると助かるんだけど・・」
お困りのご様子です。

  

右側から何らかの力がかかってしまい、バケットシリンダーラインホース及び配管、そして内側にあるグリスホースも外れてしまっています。

  

早速 修理に取り掛かります。
脚立に上り 油漏れに注意を払いながら、バケットシリンダーラインホースを外します。
大型重機(ZAXIS470)には圧力280キロ圧の内径25φの太い油圧ホースが取付けられています。
今回は配管部まで曲がってしまっている為、金具の選定には現状の配管に合わせた物をチョイスします。

油圧ホースに片側のみ金具を挿入し加締め、一度重機に合わせてみます。油圧ホースに負荷がないか・・?無駄な「たわみ」や「ねじれ」が起きないか・・? しっかりこの時点でも再確認します。
その後 もう一方の油圧ホースに金具を挿入し加締め、既存のホースと同じように スプリング(保護剤)を巻きます。
新しくなった油圧ホースを重機に取付けます。
少しだけ緊張の瞬間です!
しっかりと確認しながらの作業が功を奏しキレイに取付ける事ができました。

続いてグリスホースの交換に取り掛かります。グリスホースは圧力140キロ圧、内径6φの細い油圧ホースです。クランプのネジも錆びついてしまっているので取り外しに苦労します。
既存ホースを外し、新しく製作した油圧ホースを取付けます。

  

お客様にお声かけし、試運転します。
油漏れも直り、約1時間半程度で作業が終了しました。
「朝早くから来てくれてありがとね~!」
お客様の笑顔をいただき 嬉しい瞬間です!

バケットシリンダーラインホースには横浜金具6228-25(90°エルボユニファイめねじ)と6128-25(45°エルボユニファイめねじ)を使用。

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