建設機械の修理を専門に行うお客様からのご依頼で、「『住友建機SH75X-3』のポンプメインホースが車体内部で擦れによって、パンクしてしまいそうな状況。交換をお願いしたい。」とご連絡を頂きました。
お客様が、コントロールバルブ付近のカバーを外してくださっていた為、すぐに油圧ホースの確認作業に入る事が出来ました。油圧ポンプは、左後方に位置し、右前方のコントロールバルブまで、重機の内部を通ってホースが繋がっています。
ホースは、フレームに干渉しており、かなりのダメージでした。内部の補強層ワイヤーが露出した状態を確認しました。また、対のメインホースもひび割れがあり、劣化が進んでいたために、2本の交換となりました。
ポンプメインホースは、メインポンプより高圧の流体をコントロールバルブに送る重要な役割です。このホースが破損してしまうと、瞬時に機械は減圧し、稼働できなくなります。また、入り組んだ機械の内部を通すことから、擦れてしまわない様、スパイラルチューブを使用し、干渉防止の保護を念入りに行いました。
また、交換作業を行った際に、油圧ホース内の残油(ホースに残った作動油)が、機械の内部にこぼれ、使用時に垂れてきてしまわない様、高圧洗浄機にて、水洗いを行い、お客様に納車致しました。
<修理詳細>
修理機体:住友建機SH75X-3のポンプメインホース
使用部品:350k-19 両端金具1005 スパイラルチューブ付き ×2本
修理内容:ポンプメインホースの交換修理
油圧ホースは、早めの交換を!
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