いつもご利用いただいているお客様より
「処理場で使っているトラッシュコンパクターの重機の配管部から油が漏れているので直しにきてもらえますか？」と出張のご依頼をいただきました。
現場は岐阜県の土岐市にある処分場です。
お急ぎではないご様子でしたので、事前にパーツリストと配管図面を事務所に送っていただきました。
リストと図面を照らし合わせながらどのように作業をすすめていくかイメージします。
土岐の現場まで約１時間半で到着です。広大な敷地の片隅にWF450T-1トラッシュコンパクターが停まっています。
ご担当者とお話しをさせていただき、今回は純正部品が届くまで応急処置として、油圧ホースでつなぐ事にしました。
重機（KOMATSU/WF450T-1）の配管部は鉄製でできている為、錆（サビ）に覆われ 脱着が困難な状況です。
工具を使い、ゴツゴツとした錆（サビ）を落としながら配管を外します。
Uの字に曲がった配管と同じような曲げ径になるように 油圧ホースと金具を選定します。
ホースの曲げ半径を、圧力が加わった時の位置で調整します。
取り回しが 直線の油圧ホースと違い、曲線を描く油圧ホースの取付けの際には 特に注意が必要です。
万が一 ねじれた状態で取付けをしてしまうと早期破損、金具離脱等の原因になりかねません。
細心の注意を払いながら作業をすすめます。
油圧ホースが美しい曲線を描いています ! !
ご担当者に試運転をしていただきました。
稼働時に異常な音や動きはないか、縮み ねじれ 曲りの確認をします。
緊張の瞬間です・・・ !
お客様の笑顔が見えます。こちらも笑顔でお応えします !
土岐の現場にて無事作業を終了することができました。
重機の特性にあわせた
柔軟な対応をさせていただきます
