産業廃棄物の解体業者のお客様より
「ストップバルブ下の油圧ホースとアダプターの間から作動油が漏れているから見に来てもらえませんか?」
と、出張のご依頼をいただきました。
約1時間程度で山間部にある解体工事現場に到着です。
到着後、すぐに油漏れの箇所を確認します。
SH135X-6型(住友建機/SUMITOMO)の重機のストップバルブ下につながる油圧ホースとアダプターを確認します。
お客様のお話から特に外傷もなく油漏れが始まったとの事でした。(ぶつかり傷や劣化も確認できません)
まずは油漏れがおきている金具を外します。すると金具のネジの間に「異物」が混入しています。
もしかしたら この「異物」が原因かもしれません!
金具を全て外し、ウエスとパーツスプレー(洗浄スプレー)を用いて金具をきれいに磨きます。
その後 金具をしっかりと締め直します。
念のため、他の原因はないか周辺を確認します。
油圧ホース自体も新しく、金具も「劣化」は見られません。やはり今回の原因は金具に異物が入り込んだのが原因と考えられ、お客様に説明させていただきました。
お客様により試運転を行っていただき、しばらく様子をみたところ 油漏れは直っていました。
やはり今回の油漏れの原因は、金具に入り込んだ「異物」だったようです。
作業終了のころには日が落ちて辺りは真っ暗になっていました。
本日は出張のご依頼ありがとうございました。
長年の経験から原因を推測し
早期現場復旧に努めます!!