「ダム工事の現場に林業用のプロセッサーGP35Vを貸し出しているのですが、アタッチメントをぶつけてしまい油漏れをしているとの事なので、至急現場へ行って確認をお願いします。油圧ホースではない可能性もありますが、お願い出来ますか?」と出張修理のご依頼をいただき、至急現場へ向かいました。
修理依頼の機械「I W A F U J I(イワフジ)機種:GP35V」を確認。
アタッチメントは全体的に作動油が飛散しており、エンジンを始動すると、すぐに作動油が噴出してくる状況でした。
細部を確認するまでもなく、メインの油圧ホースが破損していると判断が出来ました。
アタッチメントの外側を這うように、メインの油圧ホースが取り付けられていました。
倒木を切断する際に、何かに油圧ホースが接触、挟まるように油圧ホースが潰されてしまったとの事。油圧ホースには、補強層という、圧力を保持するためのワイヤーがスパイラル状に内部に巻き付けられています。
外的な衝撃などで、補強層が破壊されると、油圧ホースは高い圧力を保持する事が出来なくなり、バースト(破裂)を起こします。今回もそのケースでした。
今回、損傷してしまった油圧ホースが、アタッチメントの外側で露出した状態で配管されている為、外的損傷を受けやすいと判断し、サクションホース(負圧用の塩ビホース)を保護用として、油圧ホースに被せました。
サクションホースにも補強層がある為、外部の衝撃に強く油圧ホースをより保護する事ができる為、各サイズをサービスカーに常備しています。
また、3本の油圧ホースが同じ箇所に取り廻されているので、ホースが暴れて引っかからないように結束バンドで固定し作業を終了しました。
お客様に納車した際、油圧ホースの保護を強化したことをお伝えし、今後の稼働にもご安心を頂けました。
<修理詳細>
修理機械:I W A F U J I(イワフジ)機種:GP35V
使用部品:NWP280-25-1500L 両1005+サクションホース
修理内容:油圧ホースの交換・保護
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