日立建機日本EX75UR-5ブーム根元からコントロールバルブホース交換【常滑】

EX75UR-5(日立建機日本/HITACHI)ブーム根元からコントロールバルブホース交換

土木工事会社の敷地内でご利用中のお客様より「油圧ショベルEX75UR-5型(日立建機日本/HITACHI)の油圧ホースが油漏れをおこしているので新しいホースを作ってもらえませんか?」と出張のご依頼のお問合せがありました。
現場に到着後すぐに案内をしていただき 確認したところ、かなりの量の作動油が あたり一面に広がり、重機の機械本体まで油まみれの状況でした。

油圧ホースを固定しているクランプと圧ホースが、長年にわたり動かす中で擦れてしまい、油圧ホースにクラックが発生し さらに長時間ご使用になられた為 油圧ホースにヒビ割れがおきてしまい 大量の作動油が噴出してしまったようです。

 

油圧ホースを重機より外し 圧力 長さを確認。金具、油圧ホース、保護材を選定しサービスカーにて油圧ホースを制作させていただきました。
油圧ホース保護の為、保護材のスパイラルチューブ(黒チューブ)を巻き付けました。

 

 

油圧ホースを取付けする際は、他の油圧ホースとの干渉などに細心の注意をはかり取付けします。
重機を動かした時の、油圧ホースの動きを数回にわたり確認し、干渉しにくい箇所にクランプ止めをして固定。最後に作動油で油まみれになってしまった重機の機体をきれいに拭き上げ 約一時間で作業を終了させていただきました。

 

修理後、お客様と重機のメンテナンスなどについてお話をさせていただく機会がありましたのでより長く重機を使うためにメンテナンスの必要性をお話しさせていただきました。
重機に取り付けられている油圧ホースは、柔軟性がありますが継続的にご使用になられますと擦れたりねじれたりとダメージが受けやすいものです。定期的なメンテナンスと毎日の作業前点検をお願いさせていただきました。
本日はありがとうございました。

出張修理サポートのサービスカーは
加締め機を搭載しているので
その場ですぐ製作いたします!!