日立建機日本(HITACHI)ZX80LCK【日進】ブーム根元アタッチメントライン油圧ホース交換

油圧ホースが劣化。修理必要箇所を見立ててして欲しい!

「劣化している油圧ホースがあるから、現場に来て交換必要な個所を見立てて欲しい。出張できてもらえる?」とお客様より出張修理のご依頼をいただきました。
現場は修理工場の場内です。

現場に到着すると、お客様が「おお~、久しぶりだね!」と出迎えてくださいました。別の出張修理でもよくお会いするお客様でした。
場内に停車している日立建機日本(HITACHI)ZX80LCKを確認すると、ブーム根元のアタッチメントライン油圧ホース2本のスパイラルにひび割れが起こっていました。アタッチメントラインとは、ブームのアタッチメント配管からコントロールバルブに伸びている油圧ホースの事です。
日立建機日本(HITACHI)ZX80LCKのブームを動かすごとにクランプ(写真左下)に接触して擦れる為、痛みが激しくなっているのがわかります。

日立建機日本(HITACHI)ZX80LCK_アタッチメントラインホース
修理前の日立建機日本(HITACHI)ZX80LCKのアタッチメントラインに使用されていたスパイラルは使用中に外れやすく、そもそも部位的にもブームの動きについていけず、ひび割れを起こしやすいのです。そのため、今回はサクションホースという保護材を使用して油圧ホース製作をさせていただきました。サクションホースはスパイラルよりも強度があり、1本ものである事から、動きの激しいブーム根元の油圧ホースには適しているのです。

日立建機日本(HITACHI)ZX80LCK_修理終了後
今回出張で製作させていただいた油圧ホースは2本とも280Kgの圧力で長さは2000L(2M)程です。使用した金具は、片側が雌ユニファイのフラットシート。反対側には同じく雌ユニファイのフラットシートで角度付きのものを加締めました。もちろん、2本とも保護材であるサクションホースをしっかり取り付けさせていただきました!

 

使用部位に応じた適材を選定!
長持ちさせる提案をいたします!!

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