現場でヤンマーのB3-6Aのバックホーから油が漏れているから油圧ホースの修理しに来てくれるかな?と電話がありました。
現場がとても分かりづらい場所と言うことで、お客様の事務所に寄って、地図で場所を説明してもらい、現場へ油圧ホース出張修理に直行!
お客様はちゃんと辿りつけるか心配されていましたが、いつもこの辺りを油圧ホース修理サポートカーが走り回っていますから迷わず到着。油圧ホース修理サポートカーが到着したら、現場にいたお客様に「よく来れたね!」とびっくりされていました。
油圧ホースの修理を待っているヤンマーのバックホーB3-6Aは、作業ラインから外れて、車では近づけない現場の隅っこに置かれていました。
バックホーから油は漏れているが、どこから漏れているのか分からない。ということで、まずはヤンマーのバックホーB3-6Aを動かしてみます。
色々動かすと、どうもバケットシリンダーを動かしたときに油が漏れているようでした。
バケットシリンダーホースは見えない場所にあります。
よって、カバー等を外して行き、バケットシリンダーホースを見えるようにしました。
すると、バケットシリンダーホースの1本から油が漏れているのを発見。一度車に戻り、必要な工具を持ち、またヤンマーのバックホーB3-6Aの元へ。
複雑に重なり合ったホースの中なので、外してまた元の位置へ戻すため、紐のガイドを使い、破れたバケットシリンダーホースを外します。
そして車に戻り同じ油圧ホースを作成。
これだけ重なり合った油圧ホースの中、ホースとホースの擦れあいは否めない。少しでも長く使用できるよう、従来ついていた保護材よりも、より摩擦につよい保護材(黒チューブ)を使用しました。
黒チューブは摩擦にも強いし、柔らかい素材なので他のホースを傷つけることもありません。そんなひと工夫でより破けにくい油圧ホースを作成します。
最初に付けた紐のガイド使い、元と同じ位置に新しい油圧ホースを取りつけ、取りつけ終わったら、試運転、流れ出た分のオイルを補充し、最後に掃除をして作業終了です!
復活したヤンマーのバックホーB3-6A。また作業ラインへ戻って、頑張って働いてください。