建設機械メーカーのお客様より、「コマツ PC45MR-1(0.5バックホー)のキャタピラのホース(走行モーター)が破裂して、作動油が全部抜けてしまったので、現場に急行して欲しい。恐らく、現場は作動油の海だと思うので、飛散した作動油の処理もお願いします。」と、緊急の連絡をいただきました。
現場へ急行し、停止した状態の機械「コマツ PC45MR-1(0.5バックホー)を確認。
機体の周辺は、作動油の海となっていました。
走行用ホースの交換を行う際は、機械の下に潜り込む必要がある為、油の吸着マットで作動の処理から必要と判断。
油の処理を終えパンク箇所を確認した所、機械内部のコントロールバルブからセンタージョイントに繋がる走行モーターを駆動させるメインのホースが、コントロールバルブの口金付近で膨れ上がり破裂している事が判明。
コマツ PC45MR-1(0.5バックホー)のカバーを外し、コントロールバルブを露出させ作業スペースを確保。
油圧ホースが密集している箇所の為、特殊な工具を用いて取り外しました。
またホース同士が擦れてしまう為、所々に干渉防止の保護材を使用するなど、油圧ホースの寿命をより長くすることを行いました。
ホース交換を終え、作動油が全て抜けきっていた為、既定の量まで補充、試運転を念入りに行い、作業を終了しました。
作業時間は、2時間ほどで完了しました。
突然の故障で原因がわからなかった様子のお客様は、サービススタッフが瞬時に油圧ホースの破裂箇所を特定し、修理作業に取り掛かった為、サービススタッフの経験力の判断に高い評価をいただき、「流石プロだね!」と、最も嬉しい一言をいただく事ができました。
<修理詳細>
修理機械:コマツ PC45MR-1
使用部品:NWP210-12-1500L METST:MET90×2本
修理内容:走行用ホースの交換・作動油の補充
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