夕方近くにお客様から慌てた様子で電話が入りました。
「バケットシリンダーホースから油が漏れてるんだけど何とかして！でも現場の門が５時に閉まっちゃうから、それまでに直して欲しい！」
と。
急いで現場へ向かいました！
何とか4時少し前には到着。
閉門までには１時間ちょっとしかありません。
機械は、コマツ(KOMATSU)のＰＣ450ＬＣ-7油圧ショベル。
作業中に油漏れを起こしたのか、故障時のまま、コマツ(KOMATSU)ＰＣ450ＬＣ-7は止まっていました。
そして作動油はダダ漏れ・・・。
周囲にも作動油は飛び散っていましたが、ホースに飛散防止カバーのサニーホースがあったおかげかな？
飛び散りも最小限でした。
今回、破れた油圧ホースは、コマツ(KOMATSU)ＰＣ450ＬＣ-7のバケットシリンダーホース。
高い位置についており、機械を動かすことも出来ないので、
隣の重機に乗りかかり、安全帯を付けて作業をしました。
コマツ(KOMATSU)ＰＣ450ＬＣ-7から、破れた油圧ホースを取り外し、
保護材のサニーホースを外して、油圧ホースを確認。
劣化により油圧ホースは破裂したようです。
サービスカーで新しい油圧ホースを製作します。
今回使用したのは、
圧力280Kのインチサイズ(25φ)の油圧ホースを2200L(2m20cm)。
金具はコマツのフランジで、片側ストレート(横浜品番GKC KSFST 25)、片側９０°(横浜品番GKC KSF90 25)
保護材にスプリングを使用しました。
油圧ホースが完成したら、コマツ(KOMATSU)ＬＣ-7に取り付けをし、作業完了です！
何とかタイムリミットの17時に間に合い、
お客様も一安心したようで、喜んでいただけました！
お客様の「なんとかしてー！」の言葉に、
全力で応えさせて頂きます。
