KOBELCO(コベルコ)SK480LCD-6Sのホールディングバルブ付近の油圧ホースから油が漏れた、とスクラップ工場から出張のご依頼をいただきました。
スクラップ工場内は作業車の出入りが激しいため、昼休み中の落ち着いた時間に修理をしてもらいたいとのご希望です。
ホールディングバルブの油圧ホースが爆ぜると、激しい油漏れが起こります。「噴射」、と表現した方がぴったりなほどです。
ちなみに、ホールディングバルブとは写真のKOBELCO(コベルコ)SK480LCD-6Sの丸で囲んだ部分です。
今回修理するのはホールディングバルブに向かって左側になります。
写真はすでに油圧ホースを取り換えた状態になります。
油圧ホース交換後に試運転をすると、反対側のアダプターからも油漏れが起きていることが判明しました。
①がご依頼をいただき先に交換した油圧ホース(金具・アダプター含む）
②はその後の試運転で油漏れが見つかったアダプターです。
機体側には特殊な金具がついていた為、対応している油止め(メクラ)がなく、身の回りにあるもので代用しました。
再度試運転をし、不備がないか確認をしてからお引き渡しをしました。
何度も修理依頼をするのは手間も時間もかかるもの。
一見気付かない不備を見つけ、事前の対応もさせていただきます。
お客様のタイムロスを少しでも減らせますよう、お手間を少しでも減らせるよう、お手伝いさせていただきます！
