日立建機日本(HITACHI)ZX225USRLC-3【常滑】ブームシリンダー根元ホース交換

大至急きてくれ!
ZX200の油圧ショベルのブームシリンダーホースが弾けた!

「大至急!常滑までホースを修理しに来てくれないか?」
と本部に電話が入りました。
今すぐ現場へ行ける、より近くのいるサービスカーを探し、電話から30分で現場へ到着!

機械は日立建機(HITACHI)ZX225USRLC-3油圧ショベル。
ブームシリンダーホース辺りの油圧ホースが破れたのか、周りに作動油が飛び散って、
まだポタポタと作動油が垂れている状態でした。
破れた油圧ホースもかなり奥の方で、「これは大変な作業になるな。」と正直思いました。

↑この写真では見えない奥の奥の方の油圧ホース。
破れたホースは、コンバルからブームシリンダー根元ホース。

まずは、ポタポタ垂れる作動油を受けるバケツなどを下に置き、ある程度飛び散った作動油拭き取って
コンバルのカバーを外して、油圧ホースを外す作業から。

入り組んだ奥の油圧ホースなので、油圧ホースが通るコースが分からなくならないよう、
念のため、ロープで目印をつけ、外して行きます。

工具も入りにく力が入れにくい状態。
日立建機(HITACHI)ZX225USRLC-3の横から、上から、下からとアプローチして外しました。

見ての通り、油圧ホースは劣化で破裂したようです。

サービスカーにて新しいホースを製作します。
圧力280K、サイズはインチ(25φ)、長さは1270Lの油圧ホースに、
コンバル側には90°のフランジ、GKC SSF90 25ABGを加締め、
ブームシリンダー側には45°のORの金具、GKC 6128 25を加締めました。

新しい油圧ホースが完成したら、日立建機(HITACHI)ZX225USRLC-3油圧ショベルに取り付けをします。
目印に付けたロープを辿り、元の位置へと取り付けます。

↑ブームシリンダー側(金具にロープがついているホース)

↑コンバル側(横に走っている手前から3本目の太いパイプ)

取り付けは、取り外しよりもさらにやりにくく大変でした。
取り付けをしたら、作動油(#46)を10L補充をして、試運転。
試運転をして、もう一度作動油の漏れがないかを確認。
問題なかったので、最後にコンバルのカバーを取り付けて、作業完了です!

最寄りのサービスカーを探し出し
大至急!!!駆けつけます