建設機械リースのお客様より、「バケットシリンダーボトム側より、油漏れしている。恐らく、アダプターからじゃないかな?一度見てもらいたいです。」とのご連絡を頂きました。
バケットシリンダーのボトム側(シリンダーを押し出す側)に繋がる、90°のOリングタイプのアダプターより、少量の油漏れを確認。バケットシリンダーホースにも、劣化が見られた為、交換のご提案をいたしました。
Oリングに劣化が見られ、潰れている箇所も発見しました。また、錆も見られた為、アダプターの交換も必要と判断。 経年劣化が原因でした。
Oリング付きのアダプターを交換する際は、新たに取り付けるアダプターとOリングに傷がないかを念入りに確認します。特にOリングの材質はゴムの為、万が一にでも細かな傷があった場合、その傷が広がり、シール力を失い、油漏れの原因となってしまいます。また、取り付けの際にも、Oリングを挟み潰してしまうこともある為、慎重な作業を行いました。
お客様からは、「いつもありがとう。」と、笑顔でお言葉を頂きました。
<修理詳細>
・修理機体:ヤンマー建機 SV100 バックホー
・使用部品:350k-19 両1005 スプリング付き +アダプターOE34-1212(Oリングタイプ)
・修理内容:Oリング付きアダプター・バケットシリンダーホースの交換修理
油漏れを起こす前の予備点検や
外傷の再発防止を考えた製作と取り付けを
経験豊富な技術者がサポート致します。
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