建機リース会社のお得意様より、「お客様が現場でコベルコ建機(KOBELCO)油圧ショベルSK210のアタッチメントをぶつけて油漏れを起こしているそうだ。至急、現場へ向かって欲しい」と油圧ホース修理の出張のご依頼をいただきました。
現場へ急行すると、お客様の作業場でコベルコ建機(KOBELCO)SK210が作動油を大量にまき散らした状態で停車していました。
作業中に現場の天井の梁にアタッチメントであるグラップルをぶつけてしまったそう。その際にシリンダーに取り付けてあるエルボ（アダプター・継ぎ手）が抜けてしまったとの事です。
作業中のコベルコ建機(KOBELCO)SK210の腕の力でエルボのネジ山ごともっていかれて抜けてしまったのです。写真は少しボケてしまい、分かりずらいのですが･･･通常は凸凹と山になっているネジの部分が浅くなっています。
さらに、コベルコ建機(KOBELCO)油圧ショベルSK210に付いていたエルボ（アダプター・継ぎ手）はシリンダーの上から口が出るように取り付けられていたのですが、１個もののアダプターだとタチ(高さ)が足りず、その先にある油圧ホースの金具とつなげることができません。
写真下がもともと油圧ショベルに取り付けられていたエルボ(アダプター）。写真上は一般的な同規格のエルボ(アダプター)です。
高さをカバーする為、サービスカーに搭載している豊富な在庫の中からこのエルボ（アダプター・継ぎ手）に他のアダプターをつなげて対応します。
出来上がったアダプターがこちら！
このように、用途に合わせてアダプターも組み合わせで作り上げてしまいます！シリンダーからアダプターの口がのぞいたので、うまく油圧ホースの口金につなげることができました。
写真が取れずお見せできないのが残念です！
イレギュラーな作業にも
豊富な知識と経験で対応いたします。
