16時半を過ぎた頃、九州より自動車を輸送している業者様より
「今、キャリアカーの車輌の昇降をしようと動かしているのですが、トラクターヘッドについている油圧ラインのホースが破損しているみたいで、車輌の昇降ができないので この近くで油圧ホースを直してもらえる会社を探しているのですが、本日中に直してもらえませんか？」
と出張のご依頼がありました。
複数台の車輌を搭載した大型のキャリアカーです。搭載した車両を動かすことができなくなってしまっており大変お困りのご様子です。
キャリアカーのドライバーさんと直接 連絡を取り、状況を簡単に説明していただき 待ち合わせ。
すぐに作業に取り掛かります。
トラクターヘッドの後方部が作動油で汚れてしまっています。
吸着マットを敷き詰めた後、油漏れをおこしている油圧ホースを探します。
油圧ホースには保護材のスパイラルチューブが巻かれています。
また トラクターヘッド後方部には油圧ホースが複数本ある為、破損ホースが分かりにくいのでキャリアカーのドライバー様と協力して油圧ラインを動かし、原因のホースを見つけます。
破損している油圧ホースを特定し、サービスカーにて同じ油圧ホースの制作に取りかかります。
圧力140キロ、3分（内径9φ）長さは5Ｍ スパイラルチューブ（保護材）も巻き、ホースを制作。
ホース油漏れの原因は、トレーラーヘッドの波板鉄板の取付ボルトに 油圧ホースがこすれ、ホースの養生スパイラルが外れ破損してしまった様です。
新しく制作したホースは、取付ボルトにあたらないように慎重に取付します。
動作確認の後、トレーラーヘッド周辺の油汚れをきれいに拭き取り 約１時間程度で作業終了です。
お客様に終了報告をさせていただきましたところ「本当に困っていたので助かりました。どうもありがとう!!」
と 満面の笑みを浮かべながら喜んでいただきました。
油圧ホースのお困りごと
まずは出張修理サポートまでご相談ください!!
