「走行モーターホースから作動油が漏れているので、修理に来てほしい」とお客様から出張修理のご依頼がありました。
現場は海沿いにあり、コベルコ建機(KOBELCO)SK20SRは波打ち際に止まっていました。
コベルコ建機(KOBELCO)SK20SRは長い間、海沿いでの作業に使用していたために表面がとてもサビ付いていました。
油圧ホースを外す前に、周辺を汚さぬように段ボールを敷いて作業をします。
3本の油圧ホースを交換することになりましたが、スパナをかませて回そうとすると、サビたヘックスがぽろぽろこぼれてくる状態。
ネジがまったく回らないのでヘックスより下の金具部分を折って取外しました。
残ったヘックス部分にラチェットのボックスをはめて外します。こうすることでヘックス全体を包んで回すことができるので、残りの金具もきれいに取外すことができました。
下の写真は走行モーターから伸びている3本の油圧ホースですが、どれもサビついていることがわかります。
210kg圧の油圧ホースに片側はフィールドクリンプ用ホース金具、反対側にはエルボのフィールドクリンプ用ホース金具を取り付けて作成しました。
作業時間の都合で修理後の写真をアップできませんでしたが、とてもきれいな仕上がりでお客様も喜んでくださいましたよ!
修理困難?と思われるさび付いた金具も対応!
油圧ホース修理はおまかせください!