「コマツ(KOMATSU)PC08UU-1Fミニユンボの腹下からオイル漏れしてるから、出張修理に行って!」
と連絡が入りました。
場所は東海市の住宅街。
坂道の途中にある住宅で作業中に、
コマツ(KOMATSU)PC08UU-1Fミニユンボの腹下からオイルが漏れてしまって、機械が止まっている状態でした。
腹下辺りからは作動油がダダ漏れ。
まずは、漏れている場所を探す所から。
イスやカバーを外し、油圧ホースを見やすくし、
一度一瞬エンジンを入れると、ポンプメイン辺りの油圧ホースから作動油が噴出します。
これで、原因の油圧ホースを判明。
今度は油圧ホースを外す作業。
コマツ(KOMATSU)PC08UU-1Fはとても小型で、コンパクトに纏まっているので、
手を入れる隙間も少なく、このままでは外せないので、
燃料タンクや、フロアマットなどを外し、それから油圧ホースを外します。
油圧ホースが外れたら次は新しい油圧ホースを製作。
圧力210K、3分の油圧ホース(NWP210 9)を1040Lの長さで、
ポンプ側はミリネジのHEXが小さい金具(GKC METST 9AAB)、
操縦側は、ミリネジで90°の角エルボの金具(GKC 0490M 9AAB)。
コマツ(KOMATSU)PC08UU-1Fミニユンボは、
とてもコンパクトで油圧ホースが擦れあってしまうので、
擦れやすい部分には、黒いチューブの保護材を付けました。
新しい油圧ホースが完成したら、
コマツ(KOMATSU)PC08UU-1Fミニユンボに取り付け。
↑下から2番目の油圧ホース
油圧ホースの取り付けが完了したら、
外した燃料タンク、フロアマット、イス、カバーなどを元に戻します。
作動油も結構漏れてしまっていたので、5L補充しました。
最後に試運転をし、2時間程で作業完了しました!
ありがとうございました!
手間のかかる作業も
丁寧に修理致します!