「作業機ラインの油圧ホースを予防のために点検修理に来て欲しいんだ。悪いところを確認して交換修理してもらえたら助かるな。明日の朝からきてもらえる？」と出張修理のご予約の電話が入りました。
翌朝一番で現場に到着。停車しているコベルコ建機(KOBELCO)SK50URの機体を確認します。ブーム根元ホースの金具がとてもさび付いた状態であることが一目でわかりました。写真にも写っておりますが、遠くに海が見えます。海風に長年さらされたコベルコ建機(KOBELCO)SK50URは劣化の進みが早かったと考えられます。型式もとても古いものなので、一目見たときは金具が外せるか心配でした。
コベルコ建機(KOBELCO)SK50URの作業機ラインホースはどれも状態が悪く、6本(バケットシリンダーラインホース２本・アームシリンダーラインホース2本・スウィングシリンダーラインホース2本)すべての油圧ホースを交換することになりました。
コベルコ建機(KOBELCO)SK50URの作業機ラインホースの金具は心配とはよそにすんなりとネジが回り、取外すことができました。
取外した油圧ホースの圧力・長さを確認し、金具と保護材を選定。その後、サービスカーでアッセンブリー(加締め製作)しました。
コベルコ建機(KOBELCO)SK50URの作業機ラインホース６本全てがきれいに生まれ変わりました！
油圧ホースの取り付けの際には取り回しに気を付け、使用時の摩擦などで劣化が早まらないように工夫しました。
作業中は不在で他の現場へ向かっていたお客様が戻って来られたところでちょうど作業が終了！
無事にお引渡しすることができました。
緊急じゃなくても大丈夫。
予備点検のご予約も承っております！
