- 出張修理の依頼。少ない情報でもお客様と連絡を取り合い駆けつける!
リース会社の担当様より出張依頼のご連絡をいただきました。
依頼の内容は「作業現場で油圧ホースが破損し、作業ができずにお客様が困っています。急いで見に行ってもらいたい。」というもの。担当様とお話をする中で分かったことは、大体の場所と機種がコベルコ建機(KOBELCO)SK75UR-2という事、そして作業担当者の連絡先だけ。修理内容の詳細情報がわからないまま現場へと向かいました。
作業担当者様と連絡を取り合いながら現場へ到着すると、待ち構えていた作業担当者様が駆け寄ってきました。
場所は、住宅街の中にある建設現場でした。 - 納期が迫る中、再稼働までのタイムロスが不安。現場復旧の最短手段をご存知ですか?
ため息交じりに「納期が迫っているのについていない・・・修理が終わるまで何日かかかるんだろ?」とのこと。
みなさんは同じ状況に立たされたらどうされるでしょうか?
代わりの重機を手配してもらうようリース会社に連絡し、手続きをし、代替機がくるまで待ちますか?
お客様に事情を説明し、お詫びをし、納期の延長を願い出ますか?
どちらも大変で手間もかかり、できれば避けて通りたいシチュエーションですよね。
しかし、油圧ホースの破損状況・使用部品によってはその場でびっくりするほど早く修理が完了することが可能なのです。
作業担当者様は今まで油圧ホース修理の出張修理やサービスカーの存在を知らなかったため、多くの時間を無駄にしていたかもしれません。 - 創業者が10年ものあいだ改良を繰り返し、徹底的に厳選した部品を搭載
とにかく修理が出来るかどうかを断定し、お客様をほっとさせたかったので早速「コベルコ建機(KOBELCO)SK75UR-2」の状態を確認しに向かいました。
機体を検査したところ、ブーム横の立ち上がりホース1本から油漏れしています。密集した油圧ホースの中に油まみれになった油圧ホースがありました。
油漏れを起こしている油圧ホースを見て、すぐにその場で修理可能なことが分かりました。
油圧ホース修理サポートの技術者には、ノウハウの蓄積と熟練の技能がそなわっているのです。
そこで、「大丈夫ですよ!これなら1時間ちょっとで修理可能です!ご安心ください」と声を掛けました。
お客様はまたびっくりして「いったいどうやってそんな短時間でなおすのか」と不思議な顔です。
便利な出張修理サービスを紹介しようとサービスカーの中をお客様に見ていただきました。
サービスカーの中の豊富な種類の油圧ホース・金具・アダプター(継手)が積まれているのを見て「この中のものですぐに直せるの?こんなに効率よくきれいに積み込めるものなのか。すごいね。」と感心されたご様子。
油圧ホース修理サポートのサービスカーに搭載されている部品は、ほぼ全ての事象※に対応できるのです!
(※一部特殊加工や改造品を使用の場合を除く。特殊品はお時間をいただいて対応が可能です。) - 油圧ホース製作から引き渡しをその場で
コベルコ建機(KOBELCO)SK75UR-2のブーム横の立ち上がりホースは、全体的に劣化が進んでいた上、隣り合ったホースとの擦れで保護材が破損。その下にある油圧ホースにまで達したために油漏れが起こっていました。
慎重に破損した油圧ホースを取外し、サービスカーまで運びます。サービスカー内で油圧ホースの長さや使用されていた部品を間違いなく選定し、アッセンブリー(加締め)をして油圧ホースは完成です。
NWP280-15(油圧ホース)と6074AAD(金具)を使用したアッセンブリーホースをコベルコ建機(KOBELCO)SK75UR-2に元通りに取り付け、飛び散った作動油を綺麗に拭き取って動作確認をしました。
お客様に引渡しの際は革新的でスピーディな対応に心から安堵し、喜んでいらっしゃいました。
一刻を争う中、重機の不調や油圧ホースからの油漏れで作業が停止してしまったら____。
ハラハラドキドキするよりも、早めに手段を用意しておくに越したことはありません。
油圧ホース修理サポートでは、
油漏れを起こす前の予備点検や
交換用油圧ホースの納品も対応!