「コベルコ(KOBELCO)SK135SR-1で作業していたら油漏れが起こってしまって・・・今日、できるだけ早く出張修理に来てもらえないだろうか」とお困りの様子でお客様より出張修理のご依頼がありました。
現場に到着すると、お客様が後方超小旋回ショベル、コベルコ(KOBELCO)SK135SR-1の場所へと誘導してくださいました。現場は住宅街の中にある解体現場で、建物の取り壊しの作業をしていたところ、アームをぶつけてしまい作動油が漏れだしたのだそう。
コベルコ(KOBELCO)SK135SR-1のストレンジャーホースを確認すると、かなりサビが付いていて、劣化もうかがえました。そのため、少しの衝撃で油漏れが起きてしまったのかもしれません。
早速、後方超小旋回ショベル、コベルコ(KOBELCO)SK135SR-1のストレンジャーホースを取外し、採寸と金具の選定を行いました。残った作動油で周辺が汚れないように、周りを養生しての取外し作業です。280kg圧の油圧ホースを、採寸した長さにカット。油圧ホースの両端にはメス平行ネジ30°メスシートの金具を加締めて、保護材としてスプリングを取付けます。新しいストレンジャーホースが出来上がりました!いよいよ取付けをするのですが、アームシリンダーから伸びるこのストレンジャーホースはとてもひねりやすい所となっています。その為、取り付けの際にはお客様にコベルコ(KOBELCO)SK135SR-1のアームを動かしてもらいながら、少しずつ位置を調整して、最適な取り回しでしっかりと取付けしました。
お急ぎの作業の最中、思いがけず現場がストップしてしまったことから不安そうなご様子だったお客様でしたが、ほっとした表情で喜んでくださいました。